【ネイルサロン開業】自宅サロンの開業資金は?低予算でスタートする準備リスト

ネイリストとして経験を積み、「いつかは自分のサロンを」と夢見る方にとって、「自宅サロン」は非常に魅力的な選択肢です。

しかし、低予算で始められるとはいえ、具体的に「いくら必要なのか?」「何を準備すれば良いのか?」は不安な点も多いでしょう。

本記事では、自宅でネイルサロンを開業する場合のリアルな開業資金の内訳と、低予算でスタートするために必要な準備リストを詳しく解説します。

目次

自宅ネイルサロン開業に必要な資金「3つの分類」

自宅ネイルサロンの開業資金は、大きく「初期費用(設備費)」「材料費」「運転資金」の3つに分類できます。
それぞれ見ていきましょう。

1. 初期費用(設備費・内装費)

お客様をお迎えするための空間を作る費用です。

自宅の一室を利用するため、物件取得費がかからないのが最大のメリットです。

・テーブル&チェア(お客様用・施術者用)

・照明器具(手元を照らすライト)

・UV/LEDライト、ネイルマシン、集塵機

・内装費(壁紙、床材、カーテン、間仕切りなど)

・その他(ワゴン、サンプルチップ棚、看板など)

既存の家具を使ったりDIYしたりすれば、数万円程度に抑えることも可能ですし、すべて新しく揃えれば30万~50万円程度かかる場合もあります。

2. 材料費

施術に必要な消耗品です。開業時はある程度の種類と量を揃える必要があります。

・ジェル(ベース、トップ、カラージェル数十色)

・筆、ファイル、ニッパーなどのツール類

・ストーン、パーツ類

・消毒用エタノール、コットン、リムーバーなど

これらも、揃えるカラージェルの色数やブランドによって変動しますが、10万円~30万円程度を見積もっておくと良いでしょう。

3. 運転資金(生活費)

見落としがちですが、最も重要なのが運転資金です。

開業してすぐに予約でいっぱいになるケースは稀です。売上が安定するまでの数ヶ月間、材料の仕入れ費用や、ご自身の生活費を賄うためのお金です。

最低でも3ヶ月分(できれば6ヶ月分)の生活費+仕入れ費用は、開業資金とは別枠で用意しておくと安心してスタートが切れます。

低予算でスタートするための準備リスト

開業資金をできるだけ抑えたい場合、以下の点を意識して準備を進めましょう。

□ 備品は中古やリースを活用する
テーブルやチェアなどは、フリマアプリやリサイクルショップ、美容機器の中古販売サイトなどを活用すると費用を抑えられます。

□ 内装はDIYする
壁紙の張り替えや棚の設置など、自分でできる範囲はDIYすることで、内装業者に依頼するより大幅にコストダウンできます。

□ 材料はセット購入やセールを利用する
開業用のジェルネイルセットなどを利用したり、美容ディーラーのセール時期を狙ったりして賢く仕入れましょう。

□ 集客は無料ツールから始める
まずはInstagramやGoogleビジネスプロフィールなど、無料で始められる集客ツールを活用し、有料広告費を抑えましょう。

低コスト開業こそ「顧客管理」が成功の鍵

本記事では、自宅ネイルサロンの開業資金と、低予算でスタートする準備リストを解説しました。

初期費用を抑えることは大切ですが、それ以上に重要なのが「リピーター」を増やすことです。

低コストで開業した場合、大きな広告費はかけられません。

だからこそ、一度来ていただいたお客様に「また来たい」と思っていただき、継続的に通ってもらう仕組み(=顧客管理)が経営安定の鍵となります。

そこでおすすめなのが、美容サロン専用の電子カルテサービス「CAST FILE(キャストファイル)」です。

CAST FILEは、お客様の基本情報や好み、過去の施術デザイン(写真)をiPadやスマートフォンで簡単に記録・管理できます。

紙のカルテのようにかさばらず、自宅サロンの限られたスペースでもスマートに管理が可能です。

お客様の好みを正確に把握し、前回の会話やデザインを踏まえた接客をすることで、お客様との信頼関係が深まり、リピート率向上に直結します。

「CASTFILE(キャストファイル)」は、初期費用がかからず、月額料金も無料から利用できるため、低予算で開業する個人サロンのオーナー様に最適です。

ぜひチェックしてみてください。

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